舞台オタはマイルで遠征する

Wicked観劇遠征のために陸マイラーになった舞台オタク。ウィキッドの映画をアメリカの公開初日に見たくて妄想中。

【3】岩城クリスに辛口感想。りょーたラウルまじイケメン。オペラ座の怪人静岡公演感想8月4日

オペラ座の怪人2018/8/4昼公演 静岡公演3週目 オペラ座の怪人静岡公演2018年8月4日マチネキャスト
キャストは初日から変化なし。
1階S席はほぼ満席。後方A席は半分くらい空席。2階席は下から見る限りは埋まっていました。静岡の2階席は高さがあるので今から買う人には1階席をオススメしているのですが、かなり端しか空席がないので悩みどころ。1階21列以降1〜12、49〜60番しかないなら2階がいいと思います。空席情報は劇団四季公式サイトでリアルタイムで確認できます。
www.shiki.jp

劇団四季オペラ座の怪人静岡公演13回

私の感想が辛口すぎるので先に同僚Bちゃんの感想から!!旦那さんを連れて来てくれました!

今年初めて劇団四季を見た同僚の感想

オペラ座の怪人の映画をみてから劇団四季の舞台にいどみましたが、生歌、演技、舞台、衣装にただただ圧倒されました。映画をみていて、ここはどうゆう風に表現するのだろう?と思っていた所が見事に舞台の上に繰り広げられていて、すぐに世界観にひきこまれました。
クリスティーヌが役をおりてしまったカルロッタの代わりに抜擢された場面では初めは不安そうに歌いながらも、本番の舞台では見事に歌い上げ、その歌声、声量に感動しました。カルロッタのキンキンな歌声の後に聞くクリスティーヌの歌声はとても穏やかで優しく、歌い終わったときに自然と拍手していました。クリスティーヌは可愛いらしい少女でありながら、自分の意思をもっていて、あまり怪人に揺さぶられない印象でした笑
怪人はやはり怪人で、クリスティーヌへの執着、狂気的な愛がこわいなぁと映画をみたときは思いました。けど、自分が育ててきた愛してやまないクリスティーヌがラウルといることを選んだとき嫉妬、恨み、怒りを感じながらも最後までクリスティーヌからの愛を求め続けた怪人に切ない気持ちになりました。

「劇団四季のオペラ座の怪人はすごいらしい」
は本当にすごくて、あっという間の2時間40分でした!

素晴らしい感想をありがとうございました!

佐野ファントム

佐野さんは全く悪くなかったのですが、岩城クリスが主役のような振る舞いをするのでファントムが目立たなかったです。主役は「オペラ座の怪人」なんだけどなあ。


岩城クリス

辛口感想注意!

全体的に気が強かったです。
怖がるわりにラウルいなくてもファントムに勝てそう。ラウルが「嫌なら嫌でいいよ」と言った直後に手のひら返して捕まえるから囮になってくれと言い出すのも納得。ここまでくると何故ファントムを怖がるのかよくわからない。パパに会いたいと思いにふけるような所がないので、「墓場にて」が困った時の神頼みのように見えました。
「でももう寂しさに耐え」で決意が強すぎてやり過ぎ感が否めないです。それまで迷いがなく、夢見がちな様子もないので「地獄の歌声が響く」って言われたら「この子頭が変よ」と言いたくもなる。全編を通して演技が繋がっていなかった印象でした。
初日が一番出来が良かったかなぁ。喉の調子が悪くなり焦ってこなすのがいっぱいいっぱい。周りを見る余裕がない感じでした。と言ってもロングランでこれだけ歌えるのは素晴らしいです。ただ演技は苫田さんのコピー(ポイントオブノーリターンは紗衣ちゃん)かなと思います。「声は素晴らしい だけどまだまだ道は遠いぞ」という歌詞がぴったりでした。
Think of Meが終わってファントムの「ブーラバ」と声が聞こえてくると目をキラキラ輝かせてる。「なんて素晴らしいあなた感激したわ」でもニコニコ。意識ははっきりしてる。湖を舟で渡るところは遊園地に来た子供のよう。全てが目新しくてきょろきょろしそうな表情でした。せめてデートのドキドキみたいな顔とかできませんか…。ファントムの声でパパと死別したときの精神年齢に戻ってしまうって演技なのかな。
ラストもお姫様は王子様と悪者を倒して街に平和が戻りました。2人は幸せに暮らしましためでたしめでたし。みたいなことになってて頭抱えました。初めて舞台を見た同僚Aちゃん(今日の感想書いているのとは別の子)がハッピーエンドだと思ってて説明に苦労してます。映画は一般的な受け取り方をしてたからその子の感性がズレてるわけではなさそうなのでつらいです。何度も書くけど主役はファントムだから!

りょーたラウル

今日ずいぶん声が優しくない!!!??クリスだけでなくカルロッタや支配人たちにも優しくてドキドキしました!!かっこいい!控えめに言って結婚したい!!!
オペラ座はファントム寄りで見てきたし佐野ファントムも好きなのでまさかここにきてラウルを目で追うことになるとは想定外でした。
岩城クリスと組むと年上の包容力ある彼氏的ラウルになるんだなと思ってたんですがこの日は違った。余裕のない岩城さんを導いてるようでした。表現力が無さすぎて違いが伝わらないんですけど、舞台が破綻しないように務めてると言えばいいのかな。恋愛色は薄め。暗闇を駆けるクリスを静かに道を照らしてくれる月光のようでした。初日の手を取り合って半歩前を歩いてくれる感じもいいけどおだやかに隣で支えてくれる今日のラウルもよかったです。
(ちなみにドキドキしたのはこの日だけでした笑。このあと苫ちゃんクリスだったからラウルを目で追う余裕が全くなし)

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