舞台オタはマイルで遠征する

Wicked観劇遠征のために陸マイラーになった舞台オタク。2018年は香港CATSと札幌SoM遠征の2本立て。

【4】オペラ座の怪人静岡公演8月12日

オペラ座の怪人静岡公演 4週目 2018/8/9昼,8/12昼
クリスティーヌが今週から苫田亜沙子さんにキャスト変更!!!!大慌てでチケットを追加しました。
9日はバックステージツアーのイベントがありました。
【レポ1】質問コーナーまとめ
【レポ2】舞台裏見学まとめ

9日はC席、12日はS席でした。

キャスト

週の途中でキャスト変更がありアンサンブルの村田さんが見付さんに。
以下の感想は12日のもの。
2018年8月12日オペラ座の怪人静岡公演キャストボード


オペラ座の怪人 佐野正幸
クリスティーヌ・ダーエ 苫田亜沙子
ラウル・シャニュイ子爵 鈴木涼太
カルロッタ・ジュディチェルリ 河村 彩
メグ・ジリー 小川美緒
マダム・ジリー 早水小夜子
ムッシュー・アンドレ 増田守人
ムッシュー・フィルマン 青木 朗
ウバルド・ピアンジ 山口泰伸
ブケー 田辺 容

【男性アンサンブル】
髙橋祐樹/飯泉佳一/深見正博/中村 伝/村田慶介/石川敦貴/新井 克/松永隆志/日浦眞矩

【女性アンサンブル】
熊埜御堂ゆかり/大中ゆかり/時枝里好/潮﨑亜耶/近藤きらら/徳山稚子/堀内 恵/森 真琴/羽田沙織/石橋杏実/岩本有花/髙田直美

全体の感想

8月12日が今まで観たオペラ座ので一番良かったです!新演出ってこういう舞台にしたかったんだなと思いました。初めて納得しました。なんで変えちゃったんだろうと思うシーンもたくさんあったけど、ようやく受け入れることができました。
以下役ごとの感想の予定がかなり前後してるし役ごと分けるの無理だった。

苫田クリスティーヌ

ここまでクリス視点でオペラ座を観たの初めてでした。苫ちゃんは大好きだけど私にとってはベルとグリンダ様なので。もちろん苫ちゃんの声質に一番合ってるのはクリスだと知っているし長年やり込んでいるのも分かってます。でも横浜でさのとまオペラ座見たときは佐野ファントムをメインで追ってたこともあって、今までと違う視点で見れた。毎週観てるのにとても新鮮でした。
クリスってこんなに孤独だと思ってなかったです。嫌だと言ってるのにファントムを捕まえるからと恋人にすら助けてもらえず、父のお墓に形見のストールを付けていくくらいすがるものがない。じっと赤いスカーフを見つめているのが本当に切なかった。きっとなんでも味方してくれたパパに助けて欲しかったんですね。

佐野ファントムと苫田クリスは孤独と諦めが強かった。悪夢かもしれないけど夢の中でふたりで生きた方が幸せだったかも知れない。名古屋だと軽い気持ちで「たまにはラウルじゃなくてファントム選ぶルートあってもいいのに」と言ってたけど今日のはそうじゃなかった。ファントムの幸せではなくクリスが幸せに生きる可能性として現実を生きなくてもいいんじゃないかと思わされた。
なんだかんだでラウルは助けに来てくれるけど、もし来なかったらどうなっていたかな…と妄想する余韻が久し振りにあってよかった。岩城クリスは気が強くて元気で正しい道を選んでハッピーエンドなので余韻が無いのです。最近の劇団四季新演出らしいといえばそうなんですけど。自由な解釈する余地を与えず答えを見せる方向性は全部の作品でやる必要ないと思ってしまいます。

Point of No Returnでフードを外して入れ替わりに気づき逃げようとしたところの手の動きが良かったです。恐怖で強張った手が誰も味方がいない絶望に変わってすっと力が抜けた。
表情や声だけでなく指の先まで感情乗せるのが上手。恐怖でラウルの手にすがるときもぎゅっと握りしめて動かないんじゃなくて手から腕へ握り直しながら近づいていく距離感がすてきでした。
岩城クリスは苫クリスをお手本にしてると思うんですが、メイクまで苫クリスなんですよ。公式の稽古場写真を見たとき苫ちゃん激痩せした?と一瞬勘違いしました。劇場で見ても「あれ苫ちゃん!?あ、違った」って毎回なってました。それでいざ苫クリスを見たらメイク変えてる!アイラインがっつりだったのがあっさりメイクなってました。垂れ眉も印象薄くなってる。岩城クリスの方が苫クリスの顔してて混乱しました。あと横浜よりフェイスラインがシャープになってるかな。二の腕もすっきりしてました。写真で判断するときは岩城さんの方が背が高いのと、あと胸の谷間ですね笑。

Think of Meでストールを後ろから前に回す時髪の毛を巻き込んでしまってティアラに髪が絡んでました。衣装を変えるところでマダムジリーたちが一生懸命髪の毛を直してたけど間に合わないかと思ってヒヤヒヤしました。
楽屋で「可愛いロッテは考えた」のあたり、座り直すとき白ドレスが引っかかったのか太ももががばっと開いてた。ラウルの手を握ったあと一度離してドレスを直してた。
カテコ2回目で頬をぷくーっと膨らませてたのがとっても可愛かったです。3回目は穏やかな微笑みで青木フィルマンさんとお話しされていました。


佐野ファントム

1幕地下室の「私の音楽に 夜の調べの中で」が説得力があった。苫クリスがちゃんとぼんやりしていてファントムという夢の中をさまよってついに地下室まで来た。二人の世界。誰にも邪魔されない。これがあるからラストの「我が愛は終わりぬ 夜の調べとともに」に繋がるんだと思いました。
仮面を取られて怒るシーンも悲しかった。ついに心が通じ合ったと思ったのに一番気にしているところをえぐられた。ラウルを選ぶのも裏切りなんだ。

屋上であれだけ怖がってたクリスが穏やかとも受け取れる表情でファントムをかばうのは悪い夢の中にいるから。誰も救ってくれない悪夢の中に手を差し伸べてくれたのはラウルだけ。ラウルという光だけがクリスを目覚めさせ朝の光の中へ連れ戻してくれる。光と闇の対比が切ないです。

ラストでクリスのベールを離す姿が本当に辛い。あれだけ執着してキスまでしてもらって誤解しそうなのにそこでようやく気付いて愛は終わったと自分から手を離す。うまく言えないけど私が佐野ファントムに感じてた「もうちょっとで手に入りそうだったのにさっと引いて終わる」を動きで表現するとあの数秒間になるなと思いました。
先週よりも声の伸びがいい感じかな。芝さん風に力んでるところが減ったように感じました。

カテコはやりきったような表情をされていてなんとなくほっとしました。


りょーたラウル

8月4日に見たときラウルがかっこよすぎてびっくりしました。感想書いてたらあまりにもポエムだったので恥ずかしくて下書きのままです。誰に対しても優しくて頼り甲斐があってドキドキした。お金はいらないから結婚して欲しい。
とわりとガチ夢女のような事を思ったんですがどうやらあの日だけだったらしい。なんだったんだ。でも絶対声が7月より優しくなってるんですよ!愛を感じる。良いです。


河村カルロッタ

感想全然書かないんですがキャラクターの中でカーラが一番好きです。中でも河村カーラが好きです。バクステでご本人に直接伝えられたのでもう言うことはない。
センターブロック上手通路だったのでカーラの投げキッスが正面でした。ころころ変わる表情がかわいい。怒ってるところも最高にかわいい。
カルロッタが好きなのか河村さんが好きなのかよくわからないけどかわいい好きしか出てこないのでお手紙も感想も書けない。


支配人ズ

これは8月9日の話なんですが、クリスの楽屋へラウルが一人で行かせてくれというシーンで青木フィルマンさんがいなかった。友達が言うには腰か膝を悪くしてるんじゃないか椅子を運ぶシーンもよっこいしょという感じであの動作が辛そうだったとかで、不安になったけど他のシーンは出てました。翌日からも変わらず青木さんですね。12日も動けてたしどこかが悪いとかではないのかな?
支配人のオフィス、手紙を受け取ったカーラが「手紙を見せてごらん」とラウルに渡したあとプイとピアンジの方を向き、ピアンジはアンドレを、アンドレはフィルマンを見るんだけどフィルマンさんの隣には誰もいないので肩をすくめるのがとても好き。
アンドレさんがハンニバルでカーラに1曲お願いするところがファンサもらって喜ぶオタクの顔しててすごいわかる。
「カルロッタは演技をもっとまじめにやることだ」でウンウンって聞いてるときとちょっと意外そうな表情するときとあるけど他にもパターンあるのかな。


クリスのところで全体の感想を書いてしまった気がする。次回の観劇は8月12日めずらしくソワレです。
感想毎週更新中です。

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【バックステージツアーレポ 2】オペラ座の怪人静岡公演8月9日

オペラ座静岡8月9日 バクステレポ2(舞台裏見学)
前編の記事はこちら

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1回めのグループの見学時間が終了。2回めが呼ばれました。
私は9班でハンニバルの象があるところからのスタート。舞台裏4ヶ所、ステージ1ヶ所の計5ヶ所を回ります。画像の数字は9班の回った順です。
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1.ハンニバルの象、ハンニバルの小道具、支配人のオフィスの机(村田さん)
2.イルムートのベッド、パンフレット、椅子の上に小道具(ステージ、河村さん)
3.地下のオルガン、ドンファンリハーサルのピアノ、ドンファンのテーブルと長椅子、女性用衣装部屋、怪人のボート(飯泉さん?)
4.マスカレード階段1〜2段目、クリス楽屋、マスカレードクリスの仮面などの小道具(くまのみどうさん)
5.マスカレード階段3段目、階段の手すり(潮﨑さん)

ハンニバルの象

アンサンブルの村田さんとスタッフの女性が対応。
象の裏側はスタッフが2人入っている。スタッフ役の役者さんではなく本物のスタッフさん。中に半分くらいかじられたフランスパンと使い込まれたトランプが置いてある。オペラのリハーサルは長丁場なので中にいるスタッフはとても暇。パンを食べたりトランプをして時間を潰している。毎公演本当にトランプで遊んでいてどっちが勝ったか報告される。象は首が動く。裏側から棒を動かすけどかなり重い。実演してくれたスタッフさんは小柄な女性なのでかなり力がいると言っていた。ふつうの舞台なら見せないがあえて裏側を見せる演出。
支配人の机は小物がたくさん。手紙やメトロノームやカルロッタの気付け薬など。手紙は封筒はあったけど中身が入っていなくてスタッフさんが慌てていた。気付け薬はハンニバルでファントムが幕を落としたのに驚いて気を失ったカルロッタに使った。小さいガラス瓶。強いお酒などが入っていた設定。
足元にハンニバルの宝箱。大きくて重いが中身は空。宝石がはみ出しているような装飾。
「質問ありますか?なるべくハンニバルで」と村田さんが質問を募るがしばらく手が上がらなかった。
4分経ったので次へ移動。

イルムートのベッド

ステージ上に置かれたイルムートのシーンのベッド。カルロッタの河村さんがちょこんと座っている。
まず客席の方を向くように指示される。真正面からスポットライトに照らされるととても眩しい。意外と観客の顔は見えているそう。(静岡のオペラ座はとても客席が明るいです。もうちょっと暗くしてもいいくらい)
河村さんの地声が低くて驚いた。肌が綺麗!きめ細かい!うらやましい!喋り方もサバサバしていてカルロッタとイメージが違うけど目元がやっぱり河村カーラなんだなと思った。
「イルムートというシーンで使われるベッドですが何のシーンかわからない方いらっしゃいますか」と河村さん。手は上がらなかった。「たまにわからない方がいらっしゃるんですよ」(かわいい)
間近でみると奥行きがほとんどない。ベッドというかソファ。腰掛けたらクッションに当たりそう。横から見ると本当に薄くて驚いた。
イルムートのパンフレット。中には配役が書かれている。本来ならカルロッタ(とクリスティーヌ?)の名前だけが書かれるけどここでは伯爵夫人の周りの4人もある。パンフレットを見れる役になって初めて役の名前を知る。
ステージ脇の椅子に小道具が置いてあったけど時間がなくて見れなかった。
ベッドの裏はカーラの早着替えに使われる。支配人のオフィスの衣装からイルムートへ。スタッフさんに着替えを手伝ってもらう。狭いので影がベッドの外に出ないようにするのに気を使う。
時間が来たので移動。前の人が握手してたのでつられて手を出す。「好きです!」「ありがとうございます」河村さん手がひんやり。冷え性かな。もうちょっと別の言う事あっただろと思うけど出てこなかった。失礼しました。

ドンファンのテーブル

飯泉さんがいたはずなんだけど遠くて顔が見えてないのであやしい。
地下室でファントムが作曲しているオルガンとピアンジが音程を間違えるリハーサルシーンのピアノが並んでいた。
となりにドンファンのテーブル。椅子もあったはず。テーブルは料理がならんでいる。美女と野獣のバクステで見た小物より綺麗だけど投げられたりするから変えてるのかな。
左側に女性用衣装部屋。ドレスが並んでた。たぶん飯泉さんが説明してた。女性はこの中で着替えるそう。ほとんどの人が衣装を見ていて全然見えないので諦める。
ファントムのボート。クッションが中華風でかわいい。周囲にスタッフがいなかったので説明はなし。ここメインじゃないの?
お友達がオルガンの高さが横浜と違う気がすると言っていたので聞いてみた。「オルガンがほかの会場で見た時より低く感じる」同じものを使っているそうなので床の高さの問題かな。
「オープニングで上がる幕が少ない気がする」1枚少ないそうです。下手にいたスタッフさんにも質問したら、2幕が始まる前の休憩時間に1枚付け替えているとのことでした。指差していたのがベージュっぽいふりふりした幕だったのでおそらくマスカレードで下手側にある厚い幕。変えてるのは「第3幕のバレエ」の背景かな。静岡市民文化会館は奥行きが少ないので幕が全て設置できない。全部つけると干渉して持ってかれてしまう。2幕の支配人のオフィスで下手の幕が最初ゆらゆらしてるのはそのせい?

クリス楽屋とマスカレード階段1、2

熊埜御堂さん。クリスから花束を受け取って花瓶に生け替えたりする役。
クリスの楽屋から説明。かなり狭く2人立つのがやっと。机の上はお父さんの写真が飾られている。
マスカレードの階段は3分割できてこっちは下側。1段が狭くて踏み外しそう。踊れているのがすごい。階段の左右は人形。役者も最初人形のように踊って段々と人間らしくなる。
くまのみどうは本名だそうです。

マスカレード階段3

潮﨑さん。ゆっくりふんわりたくさん説明してくれたので質問タイムはなし。
階段と手すりと左側に地下室のキャンドル?
階段は踊っている間も下にスタッフがいて揺れないように支えている。階段の脇のキャンドルは最初回っている。潮﨑さんは出演するようになってしばらくしてから回っている事に気がついた。

時間が来たので終了。3回目のグループと交代で客席に戻りました。
観ているだけではわからないことがたくさん知れて楽しかったです!
前編にもどる。

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劇団四季公式の記事 www.shiki.jp

【バックステージツアーレポ】オペラ座の怪人静岡公演8月9日

オペラ座の怪人静岡公演2018/08/09昼
終演後にバックステージツアーのイベントがありました。
イベントは開演前か休憩時間に受付が必要です。その日のチケットを持っていれば誰でも無料で参加できます!抽選でなく全員参加可能なのでおすすめです。(四季のファンクラブ会員限定イベントもあります)

バックステージツアーとは

バックステージツアーでは普段は見れない舞台裏の見学ができます。通常はスタッフさんによる案内ですが、今回のイベントではムッシューレイエ役の深見正博さん・カルロッタ役の河村彩さん・アンサンブル飯泉佳一さん・熊埜御堂ゆかりさん・村田慶介さん・潮﨑亜耶さんがいらっしゃいました。
舞台裏見学は参加者が多かったため3回に分かれて行われました。待機中は舞台監督 岩本佳之さんと深見さんが客席からの質問に答えてくれました。

タイムスケジュール

16:10 終演 ロビーで待機
16:35 客席再入場
16:40 イベントスタート
17:25頃 イベント終了
とありましたが、イベントスタート時の案内では18:20頃終了予定に変更になっていました。静岡でイベントやるといつも参加者が多いです。今回はなんと総勢500名!(前回の美女と野獣リハーサル見学会では四季史上最高の600名がありました。)予定より長引いたため途中退場可能でした。
質問コーナーがオフステージトークイベントなどよりも長く取られたためファンには嬉しい誤算となりました。

再入場では受付でもらった座席番号に着席。全14班ありました。5班ずつ舞台裏を見学。客席で待機中の班には舞台監督の岩本佳之さんとムッシュー・レイエ役の深見正博さんが質問に答えていました。

私は2回目9班で参加。全体に向けて舞台監督より挨拶→質問コーナー→舞台裏見学→質問コーナー→出演者と監督より挨拶という流れでした。
質問だけで長くなったので舞台裏見学でのレポートは別記事にします。

観客からの質問

舞台裏見学中の分は含まれておりません。個人のメモなので間違いがあるかも知れませんがご了承ください。
セリフを噛むことはあるか
たまにあるよ。
地下の湖の舟はどうやって動いているのか
テレパシー。ファントムのエネルギーです。
メイクにかかる時間はどれくらいか
ファントムは特殊メイクなので1時間。
毎日同じ事をやっていて飽きないか
舞台は生きている。毎日客席とステージの空気は同じではないから飽きない。その日その日の体調でベストな演技をしている。
墓場で出る炎はどうやっているのか
ファントムの杖に仕込まれていてスイッチを押すと本物の炎がでる。クリスのマントに炎が飛んで焦げたことがある。
常設の四季劇場と地方公演は同じセットなのか
一部ツアー版だが基本は同じセットを使っている。静岡公演ではステージの床を15センチ上げて、上空を専用劇場と同じようにしている。ステージの周りにある巨大なアーチは同じもの。1幕ラストでファントムが隠れるエンジェル像は設置できない。
最後にファントムは消えてどこへ行くのか
(小さいお嬢さんからの質問)ひとりひとりの胸の中。見た人の頭の中にいる。(わかるかな?と聞かれるがまだ難しかったよう)
17年前はシアターインシアター方式で行うと宣伝していたが今回もそうなのか
そうだが17年前よりも改良されている。前回は会場の装置を全て取り払っていた、今回は静岡市民文化会館の反響板などを残しつつ四季のものを仕込んでいる。物量が減って仕込みの時間も少なくなる利点がある。今回は設営に26日かかっている。
(舞台監督の説明が専門用語連発で難しかったです。「シアターインシアター方式はキャナルシティ博多などのビルの中の劇場で奈落がない場合に使う。天井までの高さのトランスをたてる、工程の日数がかかる。」とおっしゃっていました。だれか解説してください)
ロングラン公演だが食事はみんなで取るのか
みんなで食事ってわけじゃない。2、3人でつるむ時もあるしひとりの時間を大切にしたい人はひとりで過ごす。(質問された方に「お店をやられてるんですか?」いえ遠征です)
衣装がたくさんあるけどどれくらいあるのか
全部で200着くらい。とても楽屋に入りきらないので廊下や舞台裏に置いてある。深見さんは8回着替える。オークショナー、レイエ、警官など。
色々な作品に出演しているが役の切り替えはうまくできるのか
作品も変われば気持ちも変わる。深見さんはライオンキングのプンバァからオペラ座レイエ。
生オーケストラでない理由は
オペラ座の怪人の演奏はフルオーケストラが必要だが予算がかかる。みなさんにリーズナブルな価格で見てほしい。生オケは奏者が代理になることがあるが、てきとうな演奏をされる事もあるので良い演奏を使ったカラオケの方がやりやすい。(横浜公演の頃ツイッターで「カラオケより生オケの方が安上がり」と書いてる人がいたけど真相はどうなんでしょう)
舞台監督をしていて楽しかったことや辛かったことは
毎日その曲の世界の中にいられるのが楽しい。辛いのは仕込みがハード。力仕事なこと。
オフマイクでいろいろ喋っているのはアドリブか
台本には書いていない。個々が考えてやっている。飛び出さないように注意している。
地下のシーンでクリスの人形が飛び出すのはどうなっているのか
バレリーナが交代で演じている。飛び出した後は同じポーズを保たなければならないのでたいへん。
(人形だと思っていたんですが役者さんが演じられてたんですね!)
カルロッタの声がカエルになるのは
録音ではなく毎回生でやっている。(客席からステージの河村さんに向かって「あや、あや」と呼びかけるがなかなか気づかれない。河村さんは握手会状態。ステージに近いスタッフさんに呼ばれて「よんだかい?」)カエルの鳴き声をやってくれました。
Think of Meの後に深見レイエがクリスと打ち合わせをした後、舞台袖に捌ける途中に一度振り返るが何も言わないのはどうして
代役でこんなに出来るとは思わなかった。明日の舞台に向けて打ち合わせをして、もう少しダメ出しをしようかと思って振り返るがが今日の出来ならいいかなと思う。クリスに「良かったよ」という気持ちだけ残して笑顔で帰る。クリス役者によって反応が違う。「(今日のクリス役の)苫田くんのときは微笑んで喜ぶ。ありがとうと言う役者もいる」(苫田くんと呼んでいるんですね!新鮮!)
舞台裏に女性用の着替え部屋があったが男性もあるのか
男性はそのへんで着替えている。滑りやすいスパッツがあると着替えるのに楽なので若い人にすすめている。
ファントムが最後に消える仕組みは
(今度は大人の女性から質問)本当に消えている。
ファントムのマイクはどこについているのか
左耳の上に2つ付けている。汗の量がすごいので1つダメになっても切り替えできるようにしている。
湖のシーンでラウルは飛び降りているのか
本当に飛び降りてる。高さがあるので怖いみたい。
アラジンは静岡でもできるか
装置が多いのでできない。ライオンキングなら福岡でもやったのでできる。(ということはリトルマーメイドもできそうですね。札幌のウィキッド バクステで静岡でもやってくださいと言ったら「ドラゴンが動かないバージョンも検討」って言ったの覚えてますんで四季さんよろしくお願いします。待ってます)
ドンファンでピアンジが「ローマ」を「ローム」と訂正されるが、歌い直しで1度目はロームだが2度目はローマなのに止めないのはなぜ
ん?と思っているけど芝居を止めてしまうのであえて止めない。


1時間弱あったので後半で挙手した人はほぼ全員聞けるできる状態でした。6時になると途中退場される方が増え、半分ほど空席になりました。静岡県民にしては遅くまで残った方だと思います。WSS富士公演のカーテンコール1回で終了するような夜が早い田舎なので、残られたのは遠征組かもしれません。
終わりに出演者と舞台監督さんが一言ずつ挨拶。深見さんと舞台監督さんは「まだ来てないお友達を連れて2度3度といらしてください」とおっしゃっていました。そこまで売れ行き悪くないと思っていたのですが9月が土日でもかなり空席があるようです。イベントも多めに設定してあるのを考えると先行き不安になりました。関東の方はキャッツが開幕して忙しいとは思いますが地方公演にも足を伸ばしていただけると嬉しいです!

2へ続く!

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オペラ座 新静岡セノバコラボ展示

新静岡セノバで劇団四季オペラ座の怪人静岡公演とのコラボを開催中です。
5階レストランフロアには衣装、小道具、舞台写真の展示がありました。

オペラ座の怪人スペシャルコラボ|新静岡セノバ

新静岡セノバ劇団四季オペラ座の怪人コラボブース全体像
オペラ座の怪人衣装展示
衣装の展示はマスカレードのファントム、クリス、ラウルの3着。
ファントム衣装マスカレード
クリスティーヌ衣装マスカレード
ラウル衣装マスカレード
舞台写真 1幕 地下の迷路
写真は地下室のファントム、Think of meのクリス、オペラハウスの屋上、マスカレードのラウルとクリスなどが展示されていました。ライトの写り込みが激しいです。
小道具展示 手紙 パンフレット
小道具はオペラ座の怪人からの手紙、イルムートのパンフレット、(ラウルがあげたのを奪って)ファントムがクリスに贈った指輪、仮面などがありました。
新静岡セノバ1階ポスター
セノバでは1階入口からオペラ座ムードでした。飲食店ではコラボコラボメニューがありました!前回の美女と野獣のときはなかったので嬉しいです。

おまけ

3月31日静岡まつりの駿府城での展示

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【2】オペラ座の怪人静岡公演7月29日

オペラ座の怪人2018/7/29昼 静岡公演2週目 キャストは1週目と変わらず。 2018年7月29日オペラ座静岡公演

満席に近かったです。滑り出しは好調ですね!

劇団四季オペラ座の怪人静岡8回目

佐野ファントム

これだよこれ!私が見たかった佐野さんでした!初日の芝さんみたいな暑苦しさが消えてすっきり。所々熱っぽい歌い方でしたが1年前の横浜公演に近い印象でした。喉の調子も良さそうでよかった。
1幕の仮面を剥がされて怒鳴るシーンが美女と野獣のビーストと重なりました。この姿で生きる苦悩、悲しみ、怯えを今までで一番強く感じました。見てて辛いです。音楽の天使として見ていたクリスが「悲しみに満ち溢れて 憧れを宿していた」と思うのも納得です。
でもこんなに歌詞やセリフ通りの演技をしてたかなあ。ビーストで苫田さんとの組み合わせだと、美女と野獣をここまで掘り下げられるか!と感動したんですけど、ずいぶんわかりやすい感情表現をするなと思ってしまいました。

岩城クリス

りょーたラウルとの声質がばっちり合っててたいへんすばらしいです。 地下に連れてこられたクリスが高音で歌うところって最高音までちゃんと歌ってたんですね。先週より余裕がない感じ。声量もファントムに負け気味。この公演乗り切れば休みだからがんばって!と応援しながら聞いてました。
屋上のクリスの恐怖を強く感じました。All I Ask of Youは初日の方がラブソングしてました。やはりファントムとの恋愛要素はなし。父とも重ねない。あくまで「音楽の天使」だと思ってる。
The Point of No Return「わたし焼き尽くす」で入れ替わりに気付いて動揺してた。役者さんによって気づくタイミングが変わりますが岩城クリスはとてもわかりやすいですね。
要素を加えてくのは上手だけど引き算した演技ができないタイプかな?

鈴木りょーたラウル

りょーたの演じる役の中ではラウルが一番好きです。
いつ見ても安定してるのでとても安心して見れる。マスカレードの肩リフトも何度見ても良い。クリスのピンクのドレスはひときわ目を惹くのでふわっと高さが出る動きが強調されますね。 なんとなくセリフの声が低めでしたが2幕は耳が慣れたのかわからないけど気になりませんでした。

一緒に行った同僚に感想を聞いてみた

一緒に行った同僚にブログ用の感想お願いしたら絵文字多用してくれたのでツイッターで代理投稿して再現してみました。

楽しんでもらえて誘った甲斐がありました!
ラウルよりファントムよりで見ちゃうのわかる。「醜く歪んだ顔っていうけどイケメンだからぜんぜんイケるわ」という発言は同意しかない。

終演後

終演後に隣の方に話しかけられました。「17年前に見たときと印象が違うところがあるんですが何か変わってますか?」17年前の記憶があるのがすごい。「去年の横浜公演から新演出になりましたよ」墓場にてはファントムとクリスが2人で歌っていましたが新演出でラウルが加わり3人になっていたり、ほかにもコーラスが増えたりと色々変わっています。どのへんに違和感があったのか聞いておけばよかった。

新演出だとクリスとファントムが2人で歌っていたところにコーラスが入るようになって、入り込めない2人の世界みたいな感じが弱まったように感じます。岩城クリスが地に足つけて生きてるポジティブので余計にそう思うのかな。

明日は3回目です!今度はメイン3人以外の感想も書きたいです。
新静岡セノバでのオペラ座コラボブースについては次の記事で。

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