舞台オタはマイルで遠征する

遠征のために陸マイラーになった舞台オタク。2017年は遠征予定がないので海外旅行を楽しんでます。

劇団四季オペラ座の怪人横浜公演を見てきました

ミュージカル オペラ座の怪人はみなさんご存知でしょうか。映画にもなった有名な作品ですね。パリにある劇場「オペラ座」の地下に住み着いた怪人(ファントム)と最愛の父親を亡くしたクリスティーヌ、その幼馴染のラウルをめぐる物語です。

 

この日は大好きな苫田亜沙子さんがヒロインのクリスティーヌ役で出演されてました。美女と野獣ウィキッドでは何度も見たのですがオペラ座は未見でしたのでとても楽しみにしていました。

 

会場は劇団四季の専用劇場ではなく横浜市にあるKAAT神奈川芸術劇場。元町・中華街駅から徒歩8分の場所にあります。私は横浜行き高速バスで横浜人形の家で下車、徒歩10分ほどでした。乗換がないのでいつもより気楽です。

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会場前には大きなポスター。エスカレーターで5階のホール入口に向かいます。以前KAATの大スタジオで行われた舞台を見たことがあったのですがホールは初めて。どこで見ても見やすそうな良い劇場でした。7列目から段差があるしその前のスロープもしっかりあるので前方座席だと人の頭で見えないって事もなさそうです。

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2017/04/26昼公演
オペラ座の怪人 佐野正幸
クリスティーヌ・ダーエ 苫田亜沙子
ラウル・シャニュイ子爵 神永東吾
カルロッタ・ジュディチェルリ 辻 奈々
メグ・ジリー 松尾 優
マダム・ジリー 佐和由梨
ムッシュー・アンドレ 増田守人
ムッシュー・フィルマン 青木 朗
ウバルド・ピアンジ 山口泰
ブケー 橋元聖地

 

オペラ座はあまり見たことが無くて2015年の名古屋公演で2回、今回の横浜公演で3回目です。3回も見るのって言わないでくださいね!ハワイに何度も行くようなものですよ何度行っても良いものは楽しいのです!!

劇団四季はひとつの役に何人も候補者がいてチケット発売日の段階では誰に当たるかわからないシステムを取っています。ファントム(怪人)・クリスティーヌ・ラウルのメインキャストが前回とほぼ違う状態で見る事になりました。

1回目は芝清道山本紗衣・北澤裕輔

2回目は高井治・山本紗衣・鈴木涼太

3回目は佐野正幸苫田亜沙子・神永東吾

前回との比較や別のキャストとの演技の違いも何度も通う楽しみのひとつです。今回は高井ファントムのつもりでしたが佐野ファントムでした。佐野さん苫田さんのペアは美女と野獣でビーストとベルを演じられており歌声も演技力の高さもよく知っていたのでとても期待してました。

 

劇団四季は会場周辺のお店とよくコラボするので観劇前後も楽しめます。今回選んだのはこちら!

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オペラ座の怪人コラボの崎陽軒のシウマイ(12個入り)

崎陽軒|劇団四季×崎陽軒 新「特製シウマイ」発売および 「オペラ座の怪人ひょうちゃん」封入

醤油さしのひょうちゃんがファントムの仮面をかぶっています。全6種類。指輪を持ったデザインのものが入っていました。指輪の右側はハートかと思ったら手袋のようです。涙を流す切ない表情が今日の公演を思い出させました。

 

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舞台を見て興奮した時にグッズを購入するのはとても危険です。グッズ販売は開演前にクリアファイルだけ買ったんですが幕間にポーチとボールペンを追加しました。帰宅してチケットも追加しました。財布の紐どこいった。

 

★以下、順不同・ピンポイントな感想です(笑) オタクに語らせると長いです。

苫ちゃーーーん!!!やっと見れた嬉しい!Think of meで涙溢れる~。澄んだ高音もダイナミックな低音も最高!!

佐野ファントム一番好きかも知れない。いままでで一番泣いた。丁寧で細かくて全体がわかりやすい。でも二幕があっさりしていて物足りない!名古屋公演は芝さんと久保ちゃんの影響で熱くてねっとりしてたけどそれが全くない!そこがもう一度行きたい理由かもしれない。心の空白を満たしてほしい。辛い。

苫ちゃんイメージしてたのと少し演技が違った。演技力には定評のある苫ちゃんさすがでした。さのとまならラウルは神永くん以外がいいかも。ちょっと苫ちゃんと噛み合ってない感じ。紗衣ちゃん(もしくは未見だけど久保ちゃん)のほうが神永くんと合うと思った。WSSではとても雰囲気がマッチしてたので見てみたい。

神永くんはまっすぐな恋愛してる若者だった。WSSトニーでしか見たことないけど他の役でもこういう解釈なのかな。AIAOYでクリスが好きだファントムから守らなければって気持ちをはっきり表現してた。愛ははっきり主張するけど演技も歌声もさらっとしてた。セリフの訛りはWSSより気にならない。マスカレードのリフト上がってないのでそこは頑張ってほしい。谷間ができる分の重量あるのはわかるんだけど若いんだからなんとかして。衣装のサイズ合ってないのか動きづらそうに見えた。

以前あるサイトでクリスはこの時代には珍しい自立した女性だと書いて合ってピンと来てなかったんだけど、今回苫クリスの屋上と墓場でストンと落ちた感じがする。

墓場にての苫クリスの強さがたまらん!BBの我が家で力強く歌うの好きで好きであの1曲だけで8800円の価値あると思ってたんだけど墓場にても良かった!!パワフルって言うとちょっと違うのかもしれない。あの声量には圧倒される。硬い意思の表現のひとつとしてあの声量があるのであってただ単に大声出してるわけじゃないのが好き。グリンダは歌いにくいのかな。Thank Goodness「いまあたしは幸せよ〜」あたりで声を張り上げてないのが不思議だった。グリンダが生き方を選ぶ曲なのでもっと力強くてもいいかなと思うけど。ビブラートがっつりかけるのは笑って手を振ってみんなに笑顔を与えるために生きる美しいだけの広告塔を選んだって事なのかな。ウィキッド語りになりそうなのでこの辺でストップしとく。

墓場にての印象が全く違った。パパの面影を探すのではなく自立しようとしてた。ラウル途中参加で三重唱になって歌詞が聞き取れない。歌詞カードください。クリスがラウルと去るのを止められないファントム、胸が苦しい。ハンカチ握りしめてたら手が痛くなった。

名古屋までの旧演出だとクリスが何を考えてるかわからないって感想も多かったけどそこまでお人形さんってイメージはなかった。でも新演出+苫で感情の動きがくっきりしたと思う。

KAATの音響が良かった。そして生オケ!オーケストラがいて良かったと思った事今までなかったけど今回初めて感動した!「マエストロ、ダカーポからお願いします」も「バレエだ」もちゃんと指揮者の方に声を掛けてるのが見えて大興奮!本物だ!!マエストロこと指揮者の濱本さんも声を掛けられるとにこっと笑顔で返すのもはあああってなった。最前列センター下手だったのでもう見れないかもしれないとマエストロ堪能してた。地方公演はカラオケでしょうから。

4列目が実質最前列なんだけどオケピがあるからかステージが低いからか、DVDの定点カメラで見てるような不思議な感覚。友達もそうだと言ってた。一番近いのに全体が見やすい。なにこれ。

苫クリスのPONRはえろいと聞いていたけど期待以上にすごい。表情もやばいが手つきがツヤっぽい。官能的なシーンがさらにたいへんなことになってた。あれはファントムが気が狂うのも仕方がない。あれはMOTNのファントムに触れられた手つきを再現してるのかな。

アンサンブルに吉良淑乃ちゃんがいたのにぜんぜん追ってる余裕がなかった。ここまでメインキャストが毎回違う状態で見る事もないからしょうがない。

松尾メグはクリスをそこまで心配してない印象。「パパが送ってくれた音楽の天使が」にもあまり動揺せず。も~クリスったら~と言う感じ。いつもふわっとしてるから気にしてない。クリスも、うふふ秘密よと可愛い。苫ちゃんはいつでも可愛いんですけどね!

カテコで苫ちゃんロックオンして手を振ってたら美しいほほ笑みが返ってきた。幸せ。

さらっとした佐野ファントムのおかげで観終わった瞬間からオペラ座ロスだった。追加したくてもほぼ売り切れ!でも次の公演地は広島。陸マイラーブログなので広島遠征も考えたけど会場は広島駅の近く。空港からのアクセスは良くない。新幹線だと遠いし高い。京都まで待てない。無理。見切れ席取ろ。1枚追加したけど気持ち的にはもっと行きたい。果たして2018年に仙台と静岡は回ってくるのか。いっそ福岡の方が行きやすい。

佐野さんが悪いわけじゃなくてとっても好きなんだよ。解釈の余地がたっぷりあるけどストーリーは追いやすくなってる。でも物足りない。チケット売り切れほんと困る。もう一度佐野さんと芝さんと見比べたいのに!

以上オタク向けの解説のない感想でした!

オペラ座沼は足湯くらいに留めたいです!